迷ったら恥をかけ! 経験値があがる「恥のかき方」3つのポイント

誰しも、自分の恥ずかしい経験は人に知られたくないもの。しかしそれは、「恥ずかしいから隠している」のではなく、「隠しているから恥ずかしい」のではないか? 著者はそういいます。


“質問は先輩との関係性を深めるチャンス”だと考えるべきなのかもしれません。


自分で調べれば欲しい情報は得られるが、知っている人に聞くことで、他の知識も同時に得られるかもしれない。そして何より、教わることで新しい人間関係が生まれる。

逆にあなたが知っていることを相手に教えることで、互いに教え合う関係にもなれる。

情報を知っているかどうかより、それを通じて人とつながることのほうが大事なのだ。(175ページより)


そんなときに効果を発揮するのが、プライベートの話をすることだ。自分のプライベートを明かすことは、相手に「わたしはあなたの敵ではない」と信頼と友好を示す行動である。(167ページより)

目の前の人にも、それぞれ家族や大切な人がいるもの。だからこそ、一緒に仕事をする相手には早めにプライベートの話をしておくべきだというのです。

本当の自分を見せておけば理解がより深まり、のちのち対立や摩擦を減らすことが可能になるから。


あなたの前に2つの分かれ道があるとしよう。一方はこれまでのやり方で乗り切れそうな、無難な道。もう一方は、「うまくいかなかったら恥ずかしい」と感じる道だ。

迷ったら、後者を選んでみよう。あなたはたったそれだけで、新しい経験を得ることができる。

そう、恥は誰でも無料でできる「投資」なのだ。