パフォーマンス向上のために「異常」になる3つの方法とは?

セルク氏は本の中で、「言い訳をしないこと」「コントロールできることだけを考えること」「問題の解決方法に焦点を当てること」を定着させるために、それぞれの考え方を「最低でも90日間実行する必要がある」と述べています。


問題が悪化することばかりに目を向け、解決を諦めたり、目を背けたりするのではなく、いい結果を得るための解決方法を考え続けることがパフォーマンスの向上につながるということです。


誰かに話すのではなく、「問題にぶつかってから60秒以内に、自分がやってきたことについて考え、少なくとも1つの問題解決方法を捻出すること」をセルク氏は推奨しています。


セルク氏は本の中で「何かに行き詰まってイライラするときは、あなた自身がコントロールできることと、できないことをリストにして書き出してください。そうすることで、あなたがコントロールできるものに向かってアクションを起こすきっかけになるでしょう」と述べています。


ウッデンは晩年、息子宛てに手書きのメモで「自分でコントロールできることに気を配りなさい。コントロールできない何かにとらわれすぎたり、心配したり、夢中になったり、関わったりすると、コントロールできるものに悪影響を及ぼすことになるでしょう」という言葉を残しています。